◆ 受験結果とまとめ
目次
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この記事では「2. FCE合格体験のまとめ」について書いています。
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2. FCE受験体験のまとめ
受験が終わった直後、全体的に「まあぎりぎり何とか合格はできたかな」という感触でした。実際に試験結果を見ると、自分の手ごたえとほぼ一致していました。各技能の成績を更に詳しく見ると勉強量と見事に相関していて、我ながら相当怠けてたんだなと反省しきりです。反対に考えれば、努力は裏切らないということなのでしょう。元々FCEレベルとされるUpper-intermediateレベルの英語力があったからこそ、3週間の勉強時間でも何とか合格できたという面は否定できません。
◆◆Reading◆◆
もっと点数が出てほしかったところですが、試験本番で時間配分に失敗をし、点数が伸びませんでした。言い訳になりますが、いつも通り解けていたら8割以上は正答できていたと思います。試験本番の失敗は「Reading」で詳しく書く予定です。
試験本番での手応えは、合格ボーダーは越えたかなという感じでした。
◆◆Use of English◆◆
一番勉強したUse of Englishが一番成績が良かったです。FCEの過去問を解いた時に一番苦手意識を持ったので、ここの勉強時間を重点的に取るようにしました。練習問題集1冊をほぼ完璧に仕上げましたが、使った練習問題集が易しめだったこともあり、7割くらいの得点が限界だったようです。(使用した練習問題集については、詳しくはこちらをご覧ください。)
試験本番での手応えは、正直言ってありませんでした。合格ボーダーを割ったかなあと内心ひやひやしていました。
◆◆Writing◆◆
Writingは第三者に添削してもらう機会が0だった割には合格点を超えていました。勉強が不足していたにも関わらず合格点を超えられた理由を自分なりに考えてみると、Writingの模範解答を丸覚えして、最低限の書き方の形式を押さえていたからだと思います。試験当日にスペルミスをいくつかしたのが悔やまれます。
試験本番での手応えは、合格ボーダーは越えたかなという感じでした。
◆◆Listening◆◆
過去問1回分しか解かなかったListeningが合格ボーダーを2点ほど割ってしまいました。Listeningは、過去問で7割は正答できていたので過去問以外は全く練習していませんでした。問題形式に慣れるためにももっと問題を解けば良かったと思います。
試験本番での手応えは、合格ボーダーはぎりぎり越えたかな、どうかな、という感じでした。
◆◆Speaking◆◆
Speakingも第三者からフィードバックをもらう機会はありませんでしたが、合格点を超えました。YouTubeケンブリッジ英検公式チャンネルにあるSpeaking試験のビデオを何回も見て、使えるフレーズを完コピーしていたため、最低限の評価されるポイントは抑えられたのではないでしょうか。
試験本番での手応えは、合格ボーダーはぎりぎり越えたかなという感じでした。

ケンブリッジ英検は他の試験と比べてより実践的な試験ではありますが、所詮は試験です。FCEのレベルであれば、ある程度の英語力があって試験の分析をして対策をきちんと打てば、確実に合格圏内に届くと思います。また、私の場合、試験前の過去問では7~8割正答できても本番で同じ正答率を出すができなかったことからも分かるとおり、試験の緊張している環境で普段通りの力を発揮するのは難しいです。総合的な英語力を身に着けることが最終目標であるにせよ、試験という形式をとって行われている以上、試験形式で最大の実力を発揮できるようになるという努力は大事だと思います。そして、その努力は、語学学校に行かなくでも自分で工夫してできるのではないかと今回のFCE合格を通じて実感しました。
とはいえ、試験とはいえどもケンブリッジ英検は実生活とリンクしている学習内容が多いため、試験勉強が実生活に役立ちやすいと思います。私の場合、3週間という僅かな試験勉強期間でしたが、それでも試験前と比べると、試験勉強で多少単語力が伸びて英字新聞などが前よりも楽に読めるようになったり、英会話をしていても沈黙が続く前に自分から何か話したりするようになりました。これらは試験勉強を通じて得られたものだと思っています。
最後に、FCE合格体験の結論から、英語力を伸ばしたい人にぜひFCE受験をおすすめしたいです。そして、蛇足ながら、受験の際には私の体験を反面教師に十分な試験対策時間を取ることもおすすめします。
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