日本人のFCE合格率(2017年)

 2017年分のケンブリッジ英検を受験した受験生の成績別の統計がケンブリッジ英検より発表されました。Grade Statistics


 この記事では、2017年の日本人の合格率をご紹介するとともに、2016年分の統計と比較して感じたことを書いていきたいと思います。

【関連記事】日本人のFCE合格率(2016年)


(※私は一介の英語学習者であり、英語やデータ解析の専門家ではありません。あくまでも個人的な考えに基づくものであることをご了承ください。また、厳密に言うと「日本で実施されたFCEの受験生=日本人受験生」ではないのですが、日本で実施されたFCEの受験の多くが日本人であると考えられることから、便宜的にこの記事のタイトルは日本人の合格率と表現していることをご了承ください。)



【目次】

1. 2017年に日本で受験した受験生のFCE成績の分析

2. 2017年にイギリスで受験した受験生のFCE成績の分析

3. 日英の合格率を比較して考えたこと


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1. 2017年に日本で受験した受験生のFCE成績の分析


 まず、2018年5月現在の最新のデータは2016年に実施された試験のものから数値を紹介します。


2017年に日本で受験した受験生のFCE成績

(※()内の数値は2016年分)

 Grade A          1.0% (1.9%)

 Grade B          2.2%(4.2%)

  Grade C          20.9% (16.5%)

  Council of Europe Level B1 64.4% (55.9%)

  Fail   11.5% (21.5%)

( http://gradestatistics.cambridgeenglish.org/2017/first.html )

http://gradestatistics.cambridgeenglish.org/2016/fce.html


 Grade C以上が合格、Council of Europe Level B1(Grade D)とFail (Grade D)が不合格ですので、2017年の全体の合格率は 24.1 %不合格率は 75.9 %(2016年は、全体の合格率は 22.6 %、不合格率は 77.4 %)。


 2016年と比べると、2017年は1.5%とわずかですが全体の合格率が上がっています。各成績別でみると、Grade C とCouncil of Europe Level B1の割合がそれぞれ去年より高くなったのに対し、Failの割合は下がっています。

 ここから、全体の傾向として、2017年の日本人受験生の全体のレベルが底上げされたと言えるのではないかと思います。とはいえ、高位成績のGrade AやGrade Bの割合は去年より少し低いので、上位の方の全体のレベルは若干下がっていると思われます。


 したがって、2017年のデータから、2017年のFCEの受験生はFCE対策をそこそこした合格ラインレベル前後の人が沢山いたのではないかな、と(特に根拠もありませんが)想像します。



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2. 2017年にイギリスで受験した受験生のFCE成績の分析


 次に、より日本実施の合格率の特徴を明確にするため、ケンブリッジ英検本場の地であるイギリスの場合も見ていきます。


2017年にイギリスで受験した受験生のFCE成績

(※()内の数値は2016年分)

  Grade A  4.6%(4.4%) 

 Grade B  12.1%(11.6%)

 Grade C  46.0%(45.8%)

 Council of Europe Level B1 34.2%(34.8%)

 Fail  3.1%(3.4%)

( http://gradestatistics.cambridgeenglish.org/2017/first.html )

http://gradestatistics.cambridgeenglish.org/2016/fce.html


 全体の合格率は 62.7 %不合格率は 37.3 %(2016年分の全体の合格率は 61.8 %、不合格率は 38.2 %)。


 2016年と比べると、2017年は全体の合格率が少し上がっていますが、全体の成績別の傾向はほとんど変化なしです。したがって、イギリスで受験した受験生の全体の傾向は去年とあまり変わらないのではないかと想像します。

 ちなみに、私は2017年にイギリスでFCEを受験しGrade Cで合格したので、Grade Cの46.0%の中に入っています。



3. 日英の合格率を比較して考えたこと


 日英ともに2017年は合格率が上がっていたので、ひょっとして2017年は2016年と比べて試験が若干易しかった可能性があるのではないかとも想像していますが、これは他国の傾向は見ていないので完全な憶測です。2015年にケンブリッジ英検の試験が改訂された後、2年経ったということで、試験対策の方も進んできたという表れなのかもしれません。


 何はともあれ、日本人の合格率が少しでも上がっていることは喜ばしいことですね。このサイトも合格率のアップに貢献できればいいなと思っています。


 日本人の約2割という合格率の低さや、イギリスの受験生の合格率の高さについては、「日本人のFCE合格率(2016年)」で詳しく考察していますので、こちらの記事もぜひ試験対策の参考としてご覧ください。

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合格体験記・勉強方法 ←私がFCEに合格した時にやったことなど。

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