「Writing の試験は一体何を解答するの?」「配点は?」「配分時間は?」といった試験情報をまとめました。
目次
1.試験の概要
2.Part 1の内容
3.Part 2の内容
3.まとめ

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1.試験の概要
【試験科目名】Writing
【試験全体に占める配点割合】20%
【配分時間】1時間20分
【問題数】大問2題
その内、
Part 1 エッセイ (必須)
Part 2 Articles, email/letter, report, reviewの中から
3題の選択肢が与えられるので、1題を選んで記述
【書く文字数】各パートごとに140~190字
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2.Part 1の内容
【問題数】1題
【配点】公式サイトには明記されていないが、恐らくWritingの得点の半分を占めるのではないかと思われる。
【問題形式】エッセイの題目と、題目に関連する2つのアイデアが与えられる。題目について自分の意見を述べるとともに、与えられた2つのアイデアを使いながら、更に与えられたアイデアとは違う自分自身のアイデアを1個書く。
与えられる題目は、一般的なトピックであり、特別な知識を備えている必要はない。
【問われる能力】エッセイという形式にふさわしい文章構成や言葉遣いができる力、英語で理論構成ができる力、仮説を立てて立証し説得的な結論を英語で組み立てられる力。
※この記事での「問われる能力」について、ケンブリッジ英検の公式サイトの情報を基に、筆者なりに何が求められているのかを分析したものとなっています。
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3.Part 2の内容
【問題数】1題
【配点】公式サイトには明記されていないが、恐らくWritingの得点の半分を占めるのではないかと思われる。
【問題形式】Articles, email/letter, report, reviewの中から、 3題の選択肢が与えられるので、1題を選んで記述する。各題には、どういった文脈でお題が書かれる必要があるのか・トピックの目的・文章の対象者といった情報が与えられているので、その情報に沿って文章を書いていく。
【問われる能力】異なるタイプの文章に適切な文章構成や言葉遣いができる力(ex. ビジネスレターを書く際にビジネスにふさわしい言葉遣いができているかどうか)、説得力がある文章(ex. 理由付けて書いているなど)を書く力。
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3.まとめ
1時間20分の中で、異なるタイプの文章を合計280~380字書かなければなりません。ある程度の速さで英文を書く力が必要です。しかも、ただ字数を埋めれば良いというわけではなく、FCEのレベルに求められる文法・語彙を書くことができることを示さなければなりません。
手書きの試験の場合、罫紙タイプの解答用紙(普通の大学ノートみたいな感じ)であるため、字数は自動的にカウントされません。つまり、試験中に字数を数える戦略を取るか、それとも「このくらいで140~190字」という感覚を前もって養って試験本番ではあえて字数を数えない戦略を取るか、事前に考えておくと良いと思います。
Part1はエッセイが出題されることは固定されているので、エッセイの書き方をマスターすることは必須になります。一方、Part2は選択式になるため、Articles, email/letter, report, reviewの中から自分が書きやすいものを選ぶ必要があります。ネットを見ていると、email/letterを選んでいる人が多い印象がありますが、実際の試験でemail/letterが出題されない可能性もあるので、他のジャンルも書けるようにしておいた方がいいと思います。