◆ ケンブリッジ英検の概要
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この記事では「2. ケンブリッジ英検のレベル」について書いています。
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2.ケンブリッジ英検のレベル
ケンブリッジ英検は5つのレベルによって試験が分けられています。
Cmabridge Assesement EnglishのHP: http://www.cambridgeenglish.org/jp/exams-and-tests/cambridge-english-scale/
◆◆5つの試験のレベル一覧◆◆

大まかに説明すると、以下のようになります。
FCE:ビジネスで英語の運用能力があると認められる
CAE:英語圏の大学院に入学できる英語能力があると認められる(※3)
CPE:ネイティブ並みに英語を使用することができるとされる
イギリスの語学学校の先生から聞いたのですが、ケンブリッジ英検のレベルの実感としては次のことを言っていました。
FCE:勉強すれば大体の人が合格できる。
CAE:FCEとCAEの間には高い壁があってFCEに合格してから相当勉強しないとCAE合格はできない。イギリスに十何年在住している非ネイティブの人でもCAEには苦労する。
CPE:ネイティブでも勉強しないと落ちる人がいる。合格する人はスーパーマン・スーパーウーマン。
(※1)CEFRとは、ヨーロッパ共通参照枠(The Common European Framework of Reference for Languages )のことです。これは、言語能力を評価する国際指標で、EUにケンブリッジ大学英語検定機構が協力して、ヨーロッパ共通で使えるよう考案された言語教育と評価の方法のガイドラインとなっています。日本でも、例えば、NHKの語学番組でレベルを表示するのに使われています。詳しくはケンブリッジ英検の公式サイトをご参照ください。
日本語:http://cambridgecentre.jp/exams/cefr/
英語:http://www.cambridgeenglish.org/exams-and-tests/cefr/
(※2)Scale scoreとは、2015年にケンブリッジ英検が導入した測定方法で、より詳細な評価が分かるようになっています。
英語:http://www.cambridgeenglish.org/exams-and-tests/cambridge-english-scale/
(※3)厳密に言うと、大学やコースによって入学に必要とされるケンブリッジ英検のレベルや成績は異なります。
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