教材レビューと言えるのか若干疑問も残りますが、今回の記事では今まで使ったことのある英語の語彙力チェックサイト(選択肢が日本語訳)をご紹介したいと思います。
英語を自分一人で学習していると、「勉強して本当に実力がついたのかな?」とか「何だか勉強がマンネリ化しているなあ」と思うことがあります。そういう時、語彙力診断をすると、単語数に基づいて自分の現段階での力を知ることができ、良い刺激になります。是非お試ししてみて下さい。

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目次
1.【レビュー】アルクの英単語力診断テスト
2.【レビュー】Weblioの語彙力診断
3.まとめ
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1.【レビュー】アルクの英単語力診断テスト
辞書の英辞郎で有名なアルクは、ネットで英単語力診断テストも提供しています。
やり方は簡単です。テストの種類はA~Dまであるので、どれか一つを選びます。すると、全部で20問の単語テストが10秒に1問ずつ出題されます。英単語があって、A~Dの選択肢の内正しい日本語の意味を選びます。10秒以内に回答しないと次の問題に自動的に進みます。最初の問題は易しく、だんだんと難しくなっていきます。
回答が終わると、100点満点中何点かが表示され、診断結果として今の単語レベルだとこういうことができ、単語力を伸ばすにはどういう勉強方法がいいのかアドバイスが書かれています。また、自分のレベルに合ったアルクの教材をおすすめしてくれます。私はアルクの教材は使ったことがありませんが、English Journalの発刊やキクタンといった有名教材がたくさんあるから、アルクの教材探しのヒントになるのではないかと思います。

2.【レビュー】Weblioの語彙力診断
英和辞書などを提供しているWeblioでも語彙力診断のテストをすることができます。
こちらは、無料・登録なしで2回まで語彙力診断テストを受けることができます(一回ブラウザを閉じたりすると、また無料で2回までテストすることが可能となります)。全部で25問あり、1問につき10秒以内に1~5までの選択肢から正しい日本語訳を選びます。なお、選択肢5は「1~4に正解はない」という選択肢になっています。10秒以内に選択肢を選択しないと回答は無効になります。最初の問題は易しく、だんだんと難しくなっていきます。
回答が終わると、総合診断が表示され、レベル、推定語彙数、称号、回答時間、スコアで評価してくれます。 推定語彙数以外の項目はWeblio独自の尺度のようです。
なお、無料登録をするとテストが4回まで、またプレミア会員になると無制限で診断テストが受けられるようになります。

3.まとめ
語彙力診断テストを2つご紹介しましたが、いずれも選択肢形式だと勘で正解することもあって、そこが若干不正確かなと思います。アルクは語彙力のレベルの説明が曖昧で、自分がどのレベルなのかが少し分かりにくいように思いました。またWeblioのレベルや称号などの独自の尺度は不要な情報だと思います。どちらのテストも同じようなテスト形式であるため、どちらを受けてもいいのではないでしょうか。日本語のサイトなので、日本人には取り組みやすいテストであるのは良い点かと思います。
私は気が向いたときに診断テストを受けていますが、最近は英語の勉強をしていないので停滞気味だということが診断結果からよく分かります。勉強せねば。。。
是非、定期的に語彙力診断テストを使って英語のレベルチェックをし、英語学習の進み具合を意識してみてください。
最後に、こんなことを書くのは身も蓋もありませんが、私個人のおすすめ診断テストは英語で提供されている別のサイトのものです。こちらにレビューを書いていますので、是非ご覧ください。
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