【教材レビュー】Write & Improve(自動添削サービス)【Writing】【FCE試験対策】

最終更新: 2018年5月12日

 この「英語勉強教材レビュー」では、私が使ったことのある英語の参考書、英語勉強サイトなどの感想・レビューを記載しています。どうやって教材を使用したのか、具体的な勉強方法も併せてご紹介しています。

 今回の記事では、AIを使って自動でライティングを添削するオンラインサービス「Write & Improve」について書いています。ケンブリッジ英検をはじめIELTSのライティング対策に是非ご参考になさってください。



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目次

1.「Write & Improve」の概要

2.【レビュー】「Write & Improve」を使った感想

3.【具体的な使用方法】「Write & Improve」の使い方

4.まとめ


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1.「Write & Improve」の概要


 「Write & Improve」とは、 ケンブリッジ大学・ケンブリッジ大学出版・ケンブリッジ大学英語検定機構が共同開発した自動で添削を行うサービスのことです。自動添削のシステムは 、ケンブリッジの英語運用能力試験のスピーキングおよびライティングテストを通じて蓄積された膨大な学習者のスクリプトデータやそれを評価した採点データ等を基にされており、加えてAIを使っているため、サービスを利用していくにつれ更に進化していくそうです。

  「Write & Improve」では、利用者が書いたものを数秒で自動添削し、書かれたものがCEFRレベルでどのレベルに該当するのかや誤字脱字、文法ミスなどを指摘します。また、利用者はフィードバックを受けた後に再度書き直してフィードバックを得ることもできます。サービスは英語で提供されており、無料で使えるほか、有料でIELTS対策コースやケンブリッジ英検FCE対策コースも受けることができます。


 

【名前】Write & Improve

【料金】無料(ただし、試験対策コースなどは有料)

【内容】利用者の書いたものを自動添削し、 フィードバックを返す

【使用言語】英語

【試験対策】IELTS、ケンブリッジ英検FCEの対策コースがある

【リンク】

 オンライン Write & Improve https://writeandimprove.com/


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2.【レビュー】「Write & Improve」を使った感想


 「Write & Improve」、実はケンブリッジ英検FCEに合格した後にこのサービスを知りました。実際に使ってみて、「試験前に知りたかった」と強く思う便利なオンラインサービスです。使ってみて感じたメリット・デメリット、英語の難易度について考えてみたいと思います。


【メリット】

・数秒で添削し、フィードバックを得られる。

・CEFRレベル(※)でどのレベルか判断されるので自分の実力が明確に分かる。

・英語のレベル別、試験対策別にライティングの課題が分かれているので、自分の実力に合った課題を選ぶことができる。

・課題が既に用意されている他、自分で課題を持ち込んでライティングし、フィードバックを得ることができる。

・定期的に新しい課題が追加されている。

・期限がないので、自分の都合に合った使い方ができる(時間の融通がつけやすい)。

・無料で提供されている(但し一部有料)。


(※CEFRについては、こちらのページの「2.ケンブリッジ英検のレベル」をご参照下さい。)


【デメリット】

・フィードバック通りに書き直したつもりでも同じ個所が指摘されるなど、フィードバックの解釈が分かりにくい時がある。

・見本となるライティングが用意されていないため、そもそもライティングの書き方が分からないと何をどのように書いてよいのか分からない。


【英語の難易度】★~★★★★★(初級者から上級者まで対応)

 英語の難易度を評価するのは無謀だと承知していますが、英語勉強の教材の目安としてあえてすると、「★~★★★★★(初級者から上級者まで対応)」です。


 その理由は、英語レベル・試験対策コースにきちんと分けられていること。

 英語のレベルは、Beginer(初級者向け)、Intermediate(中級者向け)、Advanced(上級者向け)、Just for fun(全レベル対象)に分けられています。この中から自分の英語レベルに適したものを選ぶといいと思います。また、試験対策コースには、IELTS Academic、IELTS General Training、Cambridge First(FCE)があります。試験対策コースは有料サービスとなりますが、1課題分は無料で受けることができるので、自分に合うかどうか試してから取り組むことができます。


 実際のレベル別・試験対策コースにある課題の内容ですが、流石ケンブリッジの英語運用能力試験のデータを基に作られているだけあって、レベルや試験に即した内容になっているように思います。


【おすすめ度】★★★★★(非常におすすめ)

 上記のメリット・デメリット、難易度を踏まえたおすすめ度です。

 自分の英語力に適したレベルの課題や目指す試験の対策コースを受けることができるので、非常に取り掛かりやすいと思います。

 特にケンブリッジが提供するIELTSやケンブリッジ英検の英語資格試験を受ける場合には、これらの試験の採点データなどを基にフィードバック機能が作られているため、フィードバックの信頼性も結構高いのではないかと推測します。課題の内容も試験に即していることから、そのまま試験対策として使えます。

 しかも、試験対策コースなど一部を除いて、無料で使うことができるのもおすすめポイントです。また、数秒でフィードバックが返ってくるので、書き終わってすぐに復習することができ、より学習内容が定着しやすいと思います。



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3.【具体的な使用方法】「Write & Improve」の使い方


 ここからは、どのように「Write & Improve」を使っているのか、具体的にご紹介していきます。


 まず、Write & Improve に登録して、どのレベル、または対策コースを受けるか選びます。もし自分の英語のレベルが全然分からないという場合には、Just for fun(全レベル対象)の中の1課題を書いてみて、フィードバックでどのCEFRレベルと判断されたのかを確認してレベルを選ぶのも一つの手だと思います。(※CEFRについては、こちらのページの「2.ケンブリッジ英検のレベル」をご参照下さい。)

 試験対策コースに興味がある場合、1課題までは無料でサービスを使うことができるので、まずは1課題を書いて判断してみてください。 

 どのレベル・試験対策コースを受けるか決まったら、後はその中の課題を書いていきます。レベル・試験対策コースによって課題の種類が異なるので、書きたい課題を書いていきます。課題は定期的に追加されているようです。また、自分で書きたい課題を持ち込んでフィードバックを得ることもできます。


 なお、注意点として、見本となる解答やライティングの書き方などについて「Write & Improve」ではフォローしていませんので、最低限ライティングの書き方を知っておく必要があります。(そうしないと、いつまでたってもライティングのレベルは上がらないと思います。)


 また、1回フィードバックを得た後も再度書き直してフィードバックを貰うことができます。フィードバックは綴り間違い・誤字などを指摘してくれますが、具体的にどう直すかまで細かくは指示しません。

 したがって、フィードバックを解釈し、書き直すことによって、自分が書いた文章を精査して読む必要があり、必然的にどこを直せばいいのか自分の頭を使って考えるようになります。このプロセスは、ライティング力を向上するのに大事だと思います。


 もっとも、いくら直してもフィードバックが同じでどこがいけないのか分からない時もあります。その場合、英語ネイティブの人に確認してもらうのが一番だと思います。

 私も英語ネイティブの人に見てもらったことがありますが、「Write & Improve」のフィードバックを踏まえて直した後だと大きな文法ミスはなかったものの2か所ほど不自然な箇所があると指摘されました。「Write & Improve」で書いた後に、さらにネイティブチェックをすると、添削の正確さが一層上がるので、余裕がある場合には行ってみてください。


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4.まとめ


 IELTSやケンブリッジ英検FCEを受験される方に、ぜひ「Write & Improve」をおすすめしたいです。「Write & Improve」で行うライティングが即座に試験対策となり、効率的な自主勉強ができます。特に独学で試験を受ける方には大きな味方となるのではないでしょうか。試験対策はしないという方も無料でサービスを使えますので、ぜひライティングの勉強に使用してみてください。

 私は残念ながらFCEの試験を受けた後にこのサービスを知ったのですが、「試験を受ける前に知って使っていたらもっとライティングの点が伸びたのに」と思わず悔しくなったサービスです。沢山このサービスを活用して、ライティング力を上げていきましょう。



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